【FXの始め方】初心者さんが最初に用意するべき4つのもの

しーた
しーた

こんにちは、しーたです!

私は現在、『本業』×『副業』×『FX』という3つの収入源でお金を稼いでいます。

中でもFXは2021年3月から独学でスタートし、今現在でも失敗や成功を繰り返しながら日々勉強しているところです。

そんなFXですが、いざ「始めよう!」と思ったまったくの初心者時代は、右も左もわからず、何を用意してどんな順番で始めたら良いのかさっぱりわかりませんでした。

しーた
しーた

最初って、何から手を付けていいのかもわからないし、調べるのに時間も労力も必要ですよね・・・

心配性な私は、

「一から始める場合、やるべきことに順番ってあるのかな?」

「口座選びに失敗したくないからとにかく細かく調べよう!」

「何をどこまで用意したら始めていいんだろう?」

などなど、疑問に思ったことを常に調べていたので、最低限の知識を身につけて口座を開設するまでに相当な時間を費やしていました。

投資はしっかり準備をしてから始めることが重要ですので、疑問を解決するまで調べること自体は大切なことです。

ですが、今思い返すと、当時はその時必要な情報の選別ができず、やみくもに調べていたせいでかなり遠回りしていたように感じます。

今となっては、もう少し効率よく準備を進めることができたのでは?と思ったり・・・

しーた
しーた

というわけで、当時の私が知りたかったFXの始め方を今の私の視点から簡潔にまとめてみました♪

トレード環境を整えるための便利なアイテムやツールは様々ありますが、初心者さんが初めてトレードするまでに用意が必要なものは全部で4つです。

  1. 基礎知識
  2. PC
  3. FX口座
  4. 運用資金

これら4つはFXを始めるにあたって必要不可欠ですので、事前に準備が必要です。

私の経験を踏まえて、それぞれどのように準備したら良いのか、初心者さんにオススメの方法をご紹介していきますね!

しーた
しーた

①から順番に取り組む流れがオススメですよ♪

こんな人に読んでほしい
  • FXに興味がある人
  • FXをこれから始めたい人
  • どうやって始めたら良いのかわからない人
  • 低リスクで始めてみたい人

①基礎知識について

最初に、「FXとはどんな投資なのか」という基礎知識を勉強することが大切です!

投資信託や株式投資といった比較的認知度の高い投資と比べて、FXと聞いてもどんな投資か想像がつかない人も多いのではないでしょうか?

FXは、他の投資にはない大きな特徴がいくつかあるため、それらの特徴をおさえて全体像をとらえるところから始めてみるのが良いと思います。

しーた
しーた

特に「どうやって利益を得るのか」という仕組みはしっかりおさえておきましょう!

こちらの記事では、まったくの初心者さん向けに、FXの特徴を簡単にまとめています。

これから勉強を始めたい人や、FXがどんな投資か気になっている人は、ぜひ目を通してみてくださいね♪

本格的な勉強方法についてですが、私は初心者さん向けので勉強する方法をオススメします。

本での学習は誰にでもすぐに始めることができ、様々なメリットがあるんです!

  • 投資のプロやFXについて熟知した人が執筆しているため、正しい知識を学ぶことができる
  • 基礎知識から相場の分析方法まで順を追ってまとめられているため、段階的に学習できる
  • 教科書のように1冊手元に持っておくだけで、いつでも何度でも読み返すことができる

最近ではインターネット検索やSNS上で初心者さん向けの投稿を手軽に見ることができますが、本当に信頼できる情報なのか判別が必要なケースもあるため、注意が必要です。

また、証券会社やFX専業業者の中にもHPで初心者さん向けの記事を掲載している会社が多くありますが、インターネット検索で見たページって何度も見返すことがなかったりしませんか?

一度読んだだけではなかなか理解できない部分も多いので、正しい知識を身につけるためにも、自己投資としてまずは本を1冊購入してみるのがオススメですよ!

しーた
しーた

私も独学で勉強していた頃にFX関連の入門書を何冊か読みました。

実際に読んでみた本の中から、私が初心者さんにオススメしたい2冊を紹介します♪

1冊目は、『ディーラーだった松崎美子さんがやさしく教える おいしく稼ぐFX入門』です。

こちらは、銀行勤務で元為替ディーラーという経歴をもつ、正真正銘為替のプロである松崎美子さんが執筆された初心者さん向けの書籍です。

オススメポイントは、何といっても内容がとにかく見やすくてわかりやすいところ!

FXの入門書と聞くと、難しい投資用語がズラッと並んでいるイメージはありませんか?

この本では、親しみやすいタッチのイラストと文章がFXの硬いイメージを和らげ、まったくの初心者さんが読んでも理解できるようわかりやすい言葉で書かれています。

基礎知識が中心の内容であることと、専門用語がわかりやすく表現されている読みやすさから、これからFXを勉強したい人が1番始めに読む本として大変オススメです。


しーた
しーた

私が初心者の頃に読んだ入門書の中で、この本が1番わかりやすかったです♪

2冊目は、『一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版』です。

こちらは、FXの世界では有名なブロガー「羊飼い」さんと、FXに関する情報を提供するポータルサイト「ザイFX!」がコラボしてできたFXの入門書です。

先ほどの松崎美子さんの入門書が投資用語を一から説明してくれるほどやさしい内容であるのに対して、こちらはそこまでかみ砕いた内容ではないため、少し難しく感じる人もいるかもしれません。

ですが、この本の良いところは、FXのリスクや避けるべきやり方など包み隠さずリアルに書かれているところです!

最初はメリットや稼ぎ方に目が行きがちですが、それよりもっと大切なのは資金を失わないためのリスク管理だったりするんですよね。

私は現在でも愛読していますが、トレードがうまくいかない時に読むと初心に帰ることができるので、この本にはとてもお世話になっています。

内容もボリュームがあり、この先トレードを開始しても読み続けられるくらい有益な情報がたくさん書かれているため、1冊持っておいて損はないと思いますよ!


しーた
しーた

入門書としてはかなり詳しくまとめられているので、初心者さん~中級者さんにオススメです♪

②PCについて

FXでは、常に変動している為替相場を分析し、過去~現在の値動きから今後の値動きを予測するための相場分析が必須です。

この相場分析は、通貨の値動きをグラフ化したチャートを用いておこないますが、チャートを見る際に必要になってくるのがPCです。

PCは、以下の条件で用意するのがオススメです。

  • OSはWindows推奨(Macでも可能)
  • ノートPCでOK
  • CPU:Core i5以上推奨(高い方が尚良し)
  • メモリ:8GB以上推奨

もちろん、スペックが高ければ高いほど良いのですが、トレードスタイルによってはそこまで高性能のPCは必要ないため、今回はこれくらいのスペックがあれば問題ないよ!という目安でご紹介しています。

OSはWindowsでもMacでも可能ですが、FX会社によっては使用ツールがWindowsのみに対応している場合もあるようです。

すでにMacを使用している人はそのまま使っていただいて問題ありませんが、これからPCを購入する人はWindowsを選んだほうが間違いないかと思います。

しーた
しーた

スキャルピング(短期取引)や複数のモニター使用を検討している人は、より性能の高いPCが必要になってくる可能性があります!

余談ですが、チャートを見るためにPCが必要と言われても、なかなかイメージが湧きませんよね。

よく、「FXはスマホだけで始められますか?」という疑問をもつ初心者さんが多いようですが、正確には、「できなくはないけどやめた方がいい」が答えです。

なぜPCが必要なのか、FXは広い視野で相場全体の流れを観察することが重要であることを前提に、実際のチャート画面を見ていきましょう!

こちらは、EUR/USD(ユーロドル:ユーロと米ドルの通貨ペア)のチャートをスマホで表示させた画像になります。

縦軸は決済通貨(この場合はUSD)の価格帯を示し、横軸は過去から現在までの期間(右に進むほど現在に近い)を示しています。

しーた
しーた

つまり、チャートの横幅が広く表示されているほど長い期間の値動きが表示されていることになります!

スマホの画面は縦に長いため、表示できるチャートの横幅が狭くなっていますね。

この画面だけを見ると、表示されている期間(横幅)が短いこともあり、相場全体の方向性が見えてきません。

では、スマホを横にして同じ画面を表示してみるとどうでしょうか?

画像の赤枠部分が、先ほどの縦画面で表示されていた範囲になります。

縦画面よりも横幅が広がり、より長い期間の値動きを表示させることができますね!

この画面を見ても、やはり目立った方向性がなくジグザグと動いている印象です。

今度は、PC画面で見てみましょう。

画像の赤枠部分はスマホの縦画面、青枠部分はスマホの横画面で表示されていた範囲になります。

PCの画面になると、表示できる範囲が大幅に増えることがわかりますね!

また、PC画面で見ると、赤線のようにジグザグとした山と谷を形成しながら、相場全体が矢印の方向へ下降していることがわかりますよね。

専門用語で表現すると、このチャート画面から、EUR/USDで現在下降トレンドが形成されていることが読み取れます。

豆知識!『トレンド』とは?

相場の方向性のことを指します。

方向性のパターンは3つあり、ジグザグと上下しながら相場全体が上昇している状態の上昇トレンド、相場全体が下降している状態の下降トレンド、方向性がなくトレンドが発生していない状態のレンジに分けて考えることができます。

しーた
しーた

相場の方向性を見極めることは、『買い』目線なのか『売り』目線なのかを見極めるためにも重要なポイントです!

このように、スマホ画面だけでは見えてこなかった相場全体の流れも、PC画面で見ることで正しく読み取ることができるのです。

スマホも使い方次第で十分活用できますが、正確に相場分析をおこなうためにPCは必須アイテムですね!

③FX口座について

FXを始めるには、取引用の口座開設も欠かせません。

FXの口座を開設できる会社は国内だけでもたくさんあり、それぞれ特徴が異なってくるため、最初はどの会社を選んだら良いのか迷ってしまいますよね。

私が独学初心者の頃は「初心者向け!オススメFX口座〇社比較」のようなまとめサイトを見ながら様々な会社を比較してみましたが、その当時の切実な気持ちはこちら・・・

しーた
しーた

違いがよくわからないので、もっと絞って教えてください(泣)

よく見かける口座開設のまとめサイトを見ると、取引コストや取り扱い通貨の種類など、様々な要素がかなり細かくまとめられているんですよね。

もちろん、それら一つ一つがFXをやっていくために重要な部分ではありますが、まったくの初心者さんにとっては何を1番重視したら良いのか、なかなか判断が難しいのが現実です。

そこで、私が個人的に思う初心者さんに注目していただきたいポイントを紹介します。

そのポイントとは、少額取引が可能かどうか、という点です!

そして私がオススメしたい少額取引が可能な会社がこちら、『SBI FXトレード』です!

少額取引をオススメする理由はただ1つ、大きな損失を背負うリスクを減らし、少ない金額から徐々にトレードに慣れていくことができるからです。

しーた
しーた

過去の私もそうでしたが、初めて挑戦する投資にいきなり大きな金額を投入するのって、すごく不安ですよね・・・

最初は精神的にも資金的にも負担が少ない金額から慣れていくのが安心だと思いますので、少額取引が可能な『SBI FXトレード』は初心者さんにとってメリットが大きいと感じています。

他にも初心者さんにとって嬉しいサービスが充実しているので、1番最初に開設する口座としては大変オススメですよ!

『SBI FXトレード』の特徴や口座開設についてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

※リンク※

④運用資金について

少額から始められるFXですが、具体的にどのくらいの金額を用意すれば良いのでしょうか?

実はこれ、資金管理の方法や利用するFX会社によって必要な資金が大きく変わってきますが、最初は1~20万円程を目安に考えるのがオススメです。

例えば、先ほどご紹介した『SBI FXトレード』の場合、一度の最小取引単位(=1ロット)が「1通貨」からとなっているため、ほんのわずかな資金でも十分取引可能な仕組みになっています。

しーた
しーた

ドル円が「1ドル=100円」だった場合、最小取引単位の「1ロット(=1通貨)」で取引すると、レバレッジなしで100円、レバレッジ25倍だと4円で取引できる計算になります!

しかし、ほとんどの国内FX会社では最小取引単位が「1,000通貨」や「10,000通貨」に設定されているため、レバレッジを活用しても数万円以上は必要な計算になります。

しーた
しーた

同じくドル円が「1ドル=100円」だった場合、最小取引単位が「1ロット(=10,000通貨)」で取引すると、レバレッジなしで100万円、レバレッジ25倍だと4万円で取引できる計算になります!

また、数万円で取引できる場合でも、数万円だけを口座に入れておけば良いわけではありません。

万が一自分がエントリーした方向(買いまたは売り)とは逆に相場が動いた場合に備えて、ある程度口座内の資金に余裕をもたせておく必要があります。

しーた
しーた

エントリーした方向から相場が逆行すると、それに比例して損失がどんどん大きくなります。

口座の資金に余裕がないと、あっという間にロスカットに達してしまう可能性があるので注意が必要です!

豆知識!『ロスカット』とは?

一定水準以上の損失(含み損)が発生した場合、それ以上損失が拡大しないように、現在保有しているポジションを強制的に決済する、トレーダーの資金を守るための仕組みです。

ロスカットの判定には証拠金維持率(現在保有しているポジションに対して口座残高にどれくらい余裕があるかを算出した数値)が用いられます。

つまり、自分がエントリーしたポジションの大きさに対してFX口座に預けた資金が少なすぎると、あっという間にロスカットされてしまう可能性が高まるのです。

ロスカットを防ぐには、予め損切り注文を入れたり口座残高に余裕をもたせておくことで回避できる可能性が高まります。

利用するFX会社の最小取引単位やレバレッジの有無、ロット数によって必要な資金が大きく変わってくるため、自分が用意できる金額を確認してからFX会社を選択する方法もアリですね!

ちなみに私の場合ですが、最初は大きな金額を使うことに対してとにかく不安を感じていたため、『SBI FXトレード』で1万円を入金し、少額取引を繰り返していました。

しーた
しーた

万が一失ってしまっても、1万円であれば勉強代として素直に受け入れられる金額だったので、この金額からスタートしたことは正解だったと感じています。

その後スクールで学ぶ際、最初に用意した運用資金は約20万円で、そこから徐々に増やしています。

いきなり大きな金額を用意する必要はありませんが、しっかりと利益を増やしていくには元金(FX口座に預けた資金)も増やす必要があるため、トレードに慣れてきてから少しずつ資金を増やしていく流れがオススメです。

しーた
しーた

最初から20~30万円の資金を用意できる場合は、最小取引単位が「1,000通貨」のFX会社で口座開設するのもアリですね!

ただし、忘れてはいけないことは、必ず余剰資金(万が一失っても生活に支障がない資金)だけを使って取引することです!

これはFXに限らず投資全般に共通することですが、リスクがある以上、元本割れや最悪の場合は全ての資金を失ってしまう可能性がゼロではありません。

生活費を投入したり借金をして資金を確保することは危険ですので、投資用の資金を用意してから始めるようにしましょう。

しーた
しーた

FXは、投資の中でもハイリスク・ハイリターンにあたります。

私も無茶なトレードをしたことでロスカットになった経験がありますが、本当に一瞬で手持ちの資金を失いました・・・

少額から始めることでプレッシャーを和らげる効果もありますので、万が一失ってしまっても勉強代として割り切れる金額から始めてみるのがオススメです。

まとめ

投資には様々な種類があり、気軽に始められる投資もあれば入念な事前準備が必要な投資もあります。

FXはいきなり始めてしまうとあっさり資金を失ってしまう可能性がある投資ですので、まずは①基礎知識、②PC、③FX口座、④運用資金を用意するところから始めてみましょう。

これら4つが揃ったら、いよいよトレードを始められるスタート地点に立った段階です!

本格的にトレードを始めていくためには、資金管理やメンタル管理、相場の分析方法など、他にも身につけなければならないことがたくさんありますが、それはまた別の機会にお伝えしていきますね!

しーた
しーた

FXは、年齢、性別、学歴関係なく、正しい方法を本気で学べば誰にでも習得できる可能性がある投資です。

決して簡単な道ではなく、失敗や苦労も多いですが、身につければ間違いなく一生モノのスキルに繋がります。

これからFXを始めたい皆さん、一緒にがんばっていきましょう!